香りのあるクリニック
心地よい香りでほっと落ち着いたり、気分がすっきりフレッシュになったりという経験はないでしょうか?
それは、香りの情報が、大脳に伝えられることによって得られている効果なのです。
Aroma(芳香)therapy(療法)
アロマテラピーとは、植物から取り出した『香りのもと=精油』を用いて、”香り”を楽しみながら心と体に働きかけ、全体のバランスを整えるという自然療法のひとつです。
「その人にとっての快い香りは自動的に身体のバランスをとる。」という考え方ですが、好きな香りを感じることで得るリラックスは、心理的な効果ばかりでなく、免疫力を高め、ストレスに負けない身体をつくる方法として、期待が高まっています。
Holistic(全体的・包括的)
アロマテラピーで用いている精油は、それぞれが独自の成分を持っています。このため、精油ごとに独特の香りを持ち、働きを持っていると考えられます。もちろん、医療とは一線を画しますが、この色々な精油の働きを健康の維持や増進に役立て、病気の部分のみの治療を行う『対症療法』に対して、心を含め全体的にアプローチしようというものが、アロマテラピーなのです。
それはクリニックの基本方針である「口の中を治すだけではなく、体全体のことを考えた治療と予防」というポリシーに通じています。
Hospital Hospitality
香りには、それぞれ個人の好みがあります。
ある方には心地よい香りも、別の方にとっては好ましいものではない場合もありますし、又、体調によっても感じ方が変わってくるものです。
そのためクリニックでは、診療室で精油を使用するにあたって、治療をより快適に受けていただけるように、受診者の方の体質・体調・香りの嗜好などをお伺いしたうえでお選びし、使用してまいります。
また、診療のご案内までお待ちいただくスペースにも季節に合わせたかおりなどをご提案させていただき、「まごころとやさしさ」で、患者さまをお迎えさせていただきたいと考えております。
Hospital(病院)の原義は、hospitality(温かなもてなし)という言葉を生んだものなのです。